2011年1月30日日曜日

オペラ「夕鶴」初演以来の上演回数がとうとう800回超え!

團伊玖磨の作曲によるオペラ「夕鶴」の国内外での
上演回数が800回を超えることが判明しました!
http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/20001349.html
スリーシェルズでは、レーベル1枚目のCDが團伊玖磨作品集であったこともあり
このニュースは大変に感慨深いことです。
日本の作曲家にとっても重要な出来事と言えましょう。

上演回数のカウント方法はオーケストラによる全1幕の完全上演ですが、
抜粋やピアノ版を数えないのも、
木下順二との約束である「原作を一字一句変えずに作曲する」
という約束に由来することになります。

なお、夕鶴の公演は2011年2月4日から6日の3回になります。
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/20000341_opera.html

2011年1月22日土曜日

スリーシェルズのCD「奏楽堂の響き3」より
インターネットラジオ「OTTAVA(オッターヴァ)」
http://ottava.jp/
で深井史郎の《英魂を送る 故山本五十六元帥の霊へ捧ぐ》(1943)が放送されました。

パーソナリティーの林田直樹さんによる日本が世界に誇るべき
「醤油味クラシック」としての紹介でした。

内容は、作曲当時の政治や状況も踏まえ、深井とショスタコーヴィチが1歳差であることに着目して深井の創作を語る興味深いものでした。

「とても心のこもった〈中略〉純粋に音楽として素晴らしい」

との率直な感想も嬉しいひと言でした!

2011年1月15日土曜日

皆様のお陰で好評発売中のCD「奏楽堂の響き3」ですが、
月刊「音楽現代」2月号109ページのCD評にて、「準推薦」を頂きました。

三橋圭介さんの批評には

録音もききやすく、吹奏楽の魅力と歴史的視点が交差して親しみやすく語られ、特に川島の「吹奏楽のための協奏曲」は力作で楽しめる。

とあります。